Netflix【ワウンズ 呪われたメッセージ】映画感想と原作紹介(ネタバレあり)

Netflixオリジナル

アーミー・ハマー、ダコタ・ジョンソン、ザジー・ビーツ共演のホラー映画「ワウンズ/WOUNDS」ネタバレあり感想。ラストに出現した大量の”アレ”のせいで見えなくなったウィルは、あの後どうしたのか??気になり過ぎて原作も読んでみたので、映画と原作の違いもご紹介します。

 

カモコです(^▽^)o

アーミー・ハマー主演のホラー映画「ワウンズ 呪われたメッセージ/WOUNDS」がついにNetflixで配信開始!

 

この映画は、今年のサンダンス映画祭で上映されたんですが…アレが大量に出るラストシーンを見て、たくさんの観客がショックを受けて気分が悪くなったそうです。

 

そりゃそうですよね。もし、この映画を大スクリーンで見てたら……スクリーンいっぱいに飛び交うアレ…想像しただけでゾッとしますねぇ(-_-;)

 

誰もがラスト2分間で愕然とするでしょうけれど、「一体何が起こってどうなるの?!」か、意味がわからないという人は多いのではないでしょうか?

「そこ、そこがしっかり見たい!」というところでアレに〇〇〇〇されて終わりましたからね(^-^;

 

最後、あれからどうなったのか、私は気になり過ぎて、原作も読んじゃいましたww

 

以下、映画「ワウンズ 呪われたメッセージ」ネタバレあり感想と、原作「The Visible Filth」の紹介(ネタバレあり)です。

 

「WOUNDS/ワウンズ 呪われたメッセージ」作品情報

 

ジャンル:ホラー、スリラー
原題:WOUNDS
監督:ババク・アンバリ
時間:94分
製作国:イギリス
Netflix配信開始日:2019年10月18日

 

※予告動画には「虫」が出ます!注意!!

 

「WOUNDS/ワウンズ 呪われたメッセージ」あらすじ

 

ウィルは、ニューオーリンズのバー”ロージーズ”で働くバーテンダー。常連客のアリシアに気があるが、キャリーという同棲中の彼女がいる。

ある晩、バーの上の階に住むエリックが客と大喧嘩になり、割れたボトルで顔に深い切り傷を負ってしまう。

その時、店内に居合わせた若者グループが、その喧嘩をスマホで録画していた。

彼らのひとりが置き忘れていったらしいスマホを見つけたウィルは、それを家に持ち帰り、興味本位でロックを解除してしまう。

その後、スマホに保存されていた気味の悪い写真や動画を見たウィルは、いつしか狂気と悪夢に取り込まれてしまう…。

 

 

※ネタバレを一切見たくない人は、ここから先に進まないでくださいね(^-^)

 

 

「ワウンズ 呪われたメッセージ」感想(ネタバレあり)

画像引用:©Annapurna Pictures ©Netflix

 

※以下、ラストまでのネタバレを含んでいます※

 

サンダンス映画祭で話題になってから、ずっと気になっていた「ワウンズ~」がやっと見れました\(^o^)/

アーミー・ハマーとザジー・ビーツが大好きなんで、楽しみにしてたんです!

 

しかし。

この映画に大量のゴキブリが出ることは、サンダンス後の批評記事で知っていたので、不安もいっぱいでした(-_-)

 

ゴキブリが主役(…ではないけど)のホラー映画を見るのは、「クリープショー」以来です。あの頃も「うえーっ」と思いましたね。「クリープショー」、懐かしいなあ。。

 

私は虫が大好きなんですけど、ゴキブリは嫌いです…。しかも大量に出るなんて、想像しただけで卒倒しそう。

 

さすがに今回は難しいかも…と思いながら、恐る恐る映画を視聴しました。

 

最初に登場した一匹くらいなら、まだ顔をしかめる程度でしたが…

ラスト2分の、あの大量のゴキブリはさすがに気持ち悪かったですね~(; ・`д・´)

出すだけ出しきりましたねぇ。。

ホイホイが追いつきません(笑)

 

「ワウンズ~」は、ホラー映画としての評価が低くても、「ゴキブリ映画」として映画史に名を残すと思いますよ。

 

生理的にダメという人が多いので、大量のゴキブリがエリックのアパートの外を這うところで視聴をやめちゃった人がは多いんじゃないでしょうか。最後までしっかり見た、という人が少なそう。

 

そういう私は、ラストシーンが気になって、何度も再生してたら慣れてきました(ΦωΦ)

 

あのラスト、画面を這いずり、飛び交うゴキブリの方が気になって、一体何が起こったのか、よくわからなかったですよねー。

ウィルが何してるのか、ゴキが邪魔で見えん(; ・`д・´)!

 

ラストだけでなく、全体的にわかりにくいストーリーだったので、原作を調べてみました。

 

原作「The Visible Filth」を読んでみた!

 

「ワウンズ 呪われたメッセージ」の原作は、Nathan Ballingrudの「The Visible Filth」です。

 

「The Visible Filth」の書評を調べたら、ストーリーをより理解するための情報が掴めるんじゃないかと思い、検索してみたんです。

でもストーリーのネタバレや核心についての記事は全くなし。

 

しかし、調べるうちに、原作の評判が良いことと、原作が短編であることがわかりました。

 

「じゃあ、読んでみよう!」と思い、Amazonでkindle版を購入したワケです(^-^)

画像引用:Amazon “The Visible Filth: The Basis for the Film Wounds (English Edition) Kindle版”

 

日本語翻訳は無いようです。

 

原作ではラストに続きがあった

※原作「The Visible Filth」のラストのネタバレあります※

 

原作の「The Visible Filth」、評判通り面白かったです(^-^)

 

後半までは、ちょっと怖いかな、という程度のストーリーでしたが、ラスト数ページで急激に気持ち悪くなりましたよ…。

原作の方が終わり方が良かったです。

 

しかし、ウィルたちが憑りつかれたものが何なのか、原作を読んでも結局ハッキリしませんでした。

 

映画では、ウィルが口を開けてエリックに近づくと、エリックの顔の傷が開いて、「あ、なんか出そう!」というところでゴキブリが邪魔してくれましたね(-_-;)

何が起こったのか、わかりにくかったですよね。

 

そこは原作でしっかり理解できました!

 

(原作では)ウィルは、エリックの部屋に入った後、エリックから何かが生まれることを理解し、それに魅了されます。

ギャレットに電話するとどうなるかな?と言いながら、スマホを操作。あの気味の悪い音が流れ出します。

 

すると、エリックが大きな悲鳴を上げだし、ウィルはエリックに覆いかぶさるように近づいて、口を傷口に当て、傷から生まれた「何か」を食べちゃうんです。

 

その後エリックがさらに大きく叫び声を上げ、ゴキブリが大量に部屋に現れて、小説は終わりました。

 

原作はゴキブリはそんなに出ません。映画は増量されてます(笑)

 

そうそう、Netflixの字幕に、

「俺を直せ。1つにしてくれ」と出ますが、実際は「Fix me. Make me whole.」と言っています。これは原作も同じでした。

「1つにしてくれ」ではなく、「俺を満たしてくれ」とした方がいいんじゃないかな、と思います。

 

ウィルが食べちゃったモノですが、原作を読んでいると、エリックの傷口から出てきたのは、あのスマホの動画と同じ「手」じゃないかなと思いました。

 

でも何が生まれたのかハッキリと書かれてないので違うのかもしれません。

 

あの「手」は「悪魔」なんでしょうか…邪悪な何かであることは確かですよね。

 

「邪悪なモノ」を口いっぱい頬張って食べたウィルはその後どうなるのか…。

 

キャリーやアリシアに呪いを移そうとするのか、それとも自分がされたように、バーに立ち寄った見知らぬ客にスマホを持ちかえらせ、呪いに感染させるのか。

 

その先はそれぞれで想像するしかないですね(-_-)

 

Sponsored Link

 

原作と比較しての映画の感想

 

画像引用:©Annapurna Pictures ©Netflix

 

ストーリー展開は、原作と映画はほぼ同じだったんですが、映画は観客が理解しやすいように原作にないシーンやセリフが追加されていました。

 

原作では、キャリーが浴槽に入っても、水が真っ黒になったりしないし、グノーシス主義は関係なし。ウィルに「プレゼントがあるよ」と言ったのはジェイソンで、その時ジェイソンはウィルに会っています。

 

映画で変更された部分が、かえって中途半端にしちゃってるように思います。

 

キャリーはお湯が真っ黒に染まったのに、その後はそれを全く気にしてないし、グノーシス主義がチラリと出たところで、その後特別な意味を持たせてません。。

 

視覚的に気持ち悪いシーンを入れるよりも、ウィルと若者たちのやり取りを、もっと不気味に、意味深に描いた方が良かったんじゃないでしょうか。

 

変えるなら原作を掘り下げて、若者たちの狂った目的を匂わせたり、キャリーとアリシアとの関係で弱ったウィルが邪悪なモノに取り込まれていく様子を、じわじわと不気味に表現してくれたら、もっと面白かったんじゃないかなーと思います。

 

そうそう、あの”トンネル”の表現は、原作通りでした。

だけど、あのトンネル、何の役にも立ってないですよね…

あれをもっと活かして欲しかったなあ。

URLがないところまでは不気味だったのに。

 

それから、これは原作も同じなんですが、女二人と別れたからって、悪魔に魂を売り渡すほど、人生を投げ出すものでしょうか?

ウィルの行動に対する動機が弱いですよね。

 

「女にフラれた」と、「邪悪なモノに見いだされ、惹かれた」の間をつなぐ、ウィルを心底狂わせる「何か」が、もう一つ欲しかったですね。

 

Sponsored Link

 

「ワウンズ 呪われたメッセージ」評価は?

 

サンダンス映画祭後の「WOUNDS」の評価はRotten Tomatoesで「54%」IMDbは「5.3」と、微妙に低評価でした。

 

(参照:Rotten Tomatoes 2019年6月時点

 

それが、NetflixやHulu(米国はHuluで配信)で配信された後に、IMDbスコアが「4.3」に落ち込みました…。

やはり、女性からの評価が男性より低めです。

そりゃそうですよねー。あれだけゴキブリ出れば女性には嫌われます(^-^;

事前に何も知らずに「ワウンズ」見ちゃった女性ネトフリユーザーは、きっと凍り付いたことでしょう…。

 

「ワウンズ 呪われたメッセージ」キャスト・監督

 

キャスト

 

*ウィル(アーミー・ハマー)

*キャリー(ダコタ・ジョンソン)

*アリシア(ザジー・ビーツ)

*エリック(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)

*ジェフリー(カール・グルスマン)

 

主人公のウィルを演じるアーミー・ハマーは「君の名前で僕を呼んで」や「ホテル・ムンバイ」など、良作への出演が続いていますが、今回は気味の悪いホラーで主演!

「ワウンズ~」は良作ではありませんが、俳優としてやりがいがあったんじゃないでしょうか。ラストの、エリックの傷を見つめる狂気的な瞳が印象的でした(^-^)

大富豪の孫で、ハンサムで、長身で、ユーモアがあって、子供に優しくて、俳優として確実にキャリアをアップさせているアーミー。そんな彼に欠点なんてあるんでしょうか?!?!

 

ウィルの恋人キャリー役は、「フィフティシェイズ」シリーズで人気女優となったダコタ・ジョンソン。ダコタ主演のホラー映画「サスペリア」は大ヒットし、彼女の演技は高く評価されました。

キャリーは出番が少なかったので、残念ながらあまり印象には残りませんでした。不気味な現象への巻き込まれ方が中途半端でしたね(^-^

 

ウィルが浮気心を抱く女性アリシアを演じるのは、「デッドプール2」のドミノ役で注目されたザジー・ビーツ

話題の「ジョーカー」にも出演し、彼女も女優としてのキャリアを確実にアップさせてます。

ザジーは笑顔がいいですよね~キラキラと輝く瞳に惹かれます!彼女、「Slice」というホラー・コメディに出演していて、それが見たくて待ってます(^-^) 近々レンタルで出るといいなー。

 

監督

 

ババク・アンヴァリは、「ワウンズ 呪われたメッセージ」の他に「アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物」を監督しています。

 

「アンダー・ザ・シャドウ~」はまだ見てないんですが、

アカデミー賞外国語映画賞イギリス代表作品! 英国アカデミー賞 新人賞受賞、シッチェス国際映画祭 新進監督賞受賞ほか全映画祭を席捲した傑作ホラー!

と、Amazonで販売されているDVDの説明にありました。

この映画、IMDbでは平均スコア「6.9」で、若者が高めに評価しています。面白そうですね!

画像引用:Under The Shadow ©Wigwam Films

 

「ワウンズ」感想まとめ

 

「ワウンズ~」は、ストーリーがイマイチでしたが、俳優たちの演技は素晴らしかったです!

特に、アーミー・ハマーが好きな人には、我慢してでも見て欲しいですね(^-^;

ゴキブリに囲まれてても、カッコ良かった…!(笑)

 

この映画に限っては、「どうしても見れない」という人がいても仕方ないですね。

今回ばっかりは、ネタバレ読んで済ませようとする人がいても責められないと思いますよ(^-^;

中には私のように、映画を何度も見てるうちにゴキブリに慣れてくる人もいるでしょうけど。

…たぶん。

 

画像引用:©Annapurna Pictures ©Netflix