【ペットセメタリー(1989)】埋葬地から這い出たものは、息子か、悪魔か…映画感想

ホラー映画

スティーヴン・キング原作の名作ホラー「ペットセメタリー」。突然の息子の死を嘆いた父親が、遺体を死者が蘇るという禁断の地に埋葬する。望みは叶うが、支払うべき代償は想像以上だった…映画と原作紹介&感想(ネタバレあり)と2019年版リメイク情報です。

※この記事は「映画でbreak!オレ・モカ」に記載した過去記事を加筆・修正したものです。

 

カモコです(^▽^)o

 

10月といえばハロウィンです!

ハロウィンには怖い映画が見たいですね…

 

日本のハロウィンは、コスプレ大会みたいになっちゃってますが、ハロウィンはスプーキーに過ごすもんですよ…(ΦωΦ)

ハロウィン・ナイトは、部屋を真っ暗にして、ゾワゾワするホラー映画を楽しみましょう!

 

今回は、ハロウィンに持って来いの、身の毛もよだつホラー映画、スティーヴン・キング原作のペット・セメタリーをご紹介します!

 

「ペット・セメタリー(1989)」作品情報

 

原題:Pet Sematary

監督:メアリー・ランバート

脚本:スティーヴン・キング

ジャンル:ホラー

上映時間:103分

製作国:アメリカ

アメリカ公開日:1989年4月21日

日本公開日:1989年8月19日

 

 

「ペット・セメタリー(1989)」登場人物・キャスト

 

◆ルイス・クリード(デイル・ミッドキフ)

田舎町に引っ越してきた医者。息子の死を嘆くあまり、タブーを犯してしまう。

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

◆レイチェル・クリード(デニース・クロスビー)

ルイスの妻。姉の死にトラウマを持っている。

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

◆エリー・クリード(ブレイズ・バーダール)

ルイスとレイチェルの長女。チャーチという猫をかわいがっている。

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

◆ゲイジ・クリード(ミコ・ヒューズ)

ルイスとレイチェルの幼い息子。トラックに撥ねられて死んでしまう。

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

◆ジャド・クランドル(フレッド・グウィン)

クリード家の向かいに住む老人。一家と仲良くなる。

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

◆パスコウ(ブラッド・グリーンクイスト)

怪我を負い、ルイスが勤める病院へ運び込まれるが死亡する。

◆チャーチル

クリード家の飼い猫。チャーチと呼ばれている。

◆ミッシー

クリード家の家政婦独身女性。胃の痛みを訴える。

 

「ペット・セメタリー(1989)」あらすじ

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

メイン州の田舎町、ルドローに引っ越してきたクリード一家。

広い庭付きの大きな家に妻のレイチェルが大満足し、娘のエリーが楽しそうに走り回る様子を見て、ルイスは微笑む。

しかし、家の前を大型トラックが頻繁に行き交う様子を見て顔をしかめずにはいられない。

 

クリード一家が外ではしゃぐ様子を見た、向かいの家に住むジャドが、大型トラックが昼も夜も猛スピードで通り過ぎるので気をつけるようにと声をかけた。

そして、近くにある”ペット・セメタリー(ペットの墓)”に一家を案内し、まだ”死”というものが理解できないエリーに、墓についてわかりやすく説明した。

 

数日後、ルイスがひとり家に残った感謝祭の日、エリーの飼い猫チャーチがトラックに轢かれて死んでしまう。

娘が悲しむだろうと落ち込むルイスを、ジャドはペット・セメタリーの先にあるミクマク族の埋葬地に案内し、そこにチャーチを埋めた。

 

すると、翌朝チャーチが戻ってきた。

信じられない出来事に驚くルイスだが、帰ってきた家族には何が起こったか話さなかった。

 

ある日、空き地でランチを楽しんでいたクリード一家は大変な悲劇に見舞われる。

大人たちが目を離した隙に、道路へ出てしまったゲイジが、トラックに轢かれてしまったのだ。

 

ルイスは注意不足だったことを激しく後悔し、妻と娘が嘆き悲しむ姿を見て苦しむ。

そして、悩みぬいた挙句、ルイスはゲイジの遺体を抱いて、ミクマク族の埋葬地へ向かっていった…。

 

「ペット・セメタリー(1989)」感想(ネタバレあり)


※以下、ラストまでのネタバレを含んでいます※

 

「ペットセメタリー」はじわじわと怖がらせてくれるホラー映画です(^^)

これまでにたくさんのホラー映画が製作されましたが、その中でも傑作と言える1本です!

 

実は、原作者のスティーヴン・キングが自ら脚本を担当してるんですよ。

映画にキングのホラーらしい展開が反映されています(^-^)

 

古い映画なので、ビジュアルはいかにも作りものに見えてしまいますが、ペットの墓地も、ミクマク族の埋葬地も、禍々しい雰囲気にあふれ、見ているとゾワゾワしてきます。

 

そして、死から蘇ったあとのチャーチはとっても不気味!

昔のホラー映画の動物って、なんであんなに怖いんでしょうねえ。。

 

事故で死んでしまったパスコウの存在もいいんですよー。

ゾンビのようなパスコウのメイクが、今ではわざとらしく見えてしまい、恐怖を煽るには不十分だと思う人がいるでしょうけれど、彼の出現シーン、表情が良いんですよね。

彼はルイスと妻を怖がらせるために出てきたのではなく、警告するために、助けるために出現んしたので、見た目はグロいけど、良い人なんです。

ただ、パスコウの警告は功を奏せず…あんな姿になってまで出てきたのに、なんか可哀そうです(^-^;

 

この映画の、一番の見どころは、なんといってもゲイジ」でしょう!

 

あんな幼い子なのに、かわいい男の子なのに、

埋葬地から蘇ったゲイジは、チャッキー以上に邪悪なバケモノに(;゚Д゚)!

 

それもこれもルイスが悪い。

死者を蘇らせるなんて禁断の行為は、絶対にやってはいけません。

 

しかし、突然愛する我が子が死んでしまえば、親は「生き返って欲しい」と強く願うものでしょう。

この映画のように、死者を生き返らせる手段を知ってしまえば、タブーに踏み込んでしまうかもしれませんね。

 

ゲイジが蘇ったあと、この映画のホラー度が急上昇します!

 

メスを手にしたゲージが襲って来るところは何度見ても怖いです…(;゚Д゚)

 

画像引用:Pet Sematary © 1989 – Paramount Pictures

 

ゲイジ役のミコ・ヒューズ、幼児なのにすごい演技ですよね。

ホラー映画の子役って、すごく邪悪な表情をしてみせますよね…(゚Д゚;)

よくあんな表情ができるもんだ…

眉間にしわを寄せて迫って来るゲイジも、もちろん怖いんですが、「きゃはは」と無邪気に笑うのも怖いです…

 

「無邪気な悪」というとおかしいと思うんですけど、「一切のうしろめたさを持たない悪」、「100%純粋な悪」というのは、究極的に怖いと思うんです(ΦωΦ)

 

ルイスがそれに気づいた時は、もう手遅れでした…

 

「ペット・セメタリー」のストーリーは、有名な怪奇小説「猿の手」に似てると思います。

※猿の手は、こちらをご参考ください→Wikipedia猿の手

「猿の手」は中学生くらいの時に読んだんですが、ラストでは背中がゾクゾクするほどの戦慄を覚えました(T_T)

人間の欲と親の愛、そして代償について、うまく表現されたホラー短編です。

 

ルイスは愛する我が子に帰ってきて欲しいと願った。

しかし一度死んだ者を生き返らせるには、大きな代償が必要となる。

「そんなことは知ったことじゃない」と、禁断の行為を行っている最中は気にも留めないけれど、自分の周りに被害が及んだ時に、自分がどれほどの過ちを犯したか実感するのです。。

そして、気づいた時には取り返しがつかない。

 

死者を蘇らせる行為は、永遠のタブーだと思います。

どんなに医療が進歩しても、絶対にやらない方がいいでしょう。

 

ところで、この映画のマイナス点は、ミッシーとレイチェルのお姉さんのシーンだと思います。

ちょっと中途半端かな。。

レイチェルと姉の過去は、結構ゾクっとさせるのに、映画は観客をわざと怖がらせようとしているのが見え見えで、もったいないです。

原作:ペット・セマタリー

 

原作の翻訳本のタイトルは「ペット・セタリー」です。

 

映画の邦題は「ペット・セタリー」ですよね。

 

セメタリー(cemetery)が正解なんですが、ペットの墓地を作ったのが大人ではなく子供たちで、墓地に立てられた看板の文字が間違って書かれた(スペルミスだった)ため、「セマタリー(Sematary)」になっているんです。

 

この映画の原題も、同じようにSemataryとなっています。

 

ペット・セメタリー2

 

続編の「ペットセメタリー2」は、エドワード・ファーロング主演で続編したが、こちらは残念ながらヒットしませんでした。。

周囲の子供たちと対立したジェフは、やはり仲間はずれにされているドリュー・ギルバートと仲良くなる。ドリューは冷酷な継父のガス(クランシー・ブラウン「ハイランダー」)と暮らしていた。ガスが無惨にもドリューがかわいがっていた犬を撃ち殺してしまうと、ジェフとドリューは犬の死骸を先住民たちの墓地に運ぶが、そこは死んだ者が生き返るという噂の墓地であった。 Amazon

私、「ペットセメタリー2」は見てないんですよね…当時もあんまり面白そうに思えなかったので(^^;)

ゲイジ役のミコ・ヒューズ

 

ゲイジ役のミコ・ヒューズは、ブルース・ウィリス主演の「マーキュリー・ライジング」にも出演しています。

© Copyright 1998 – Universal Pictures

難解な暗号を解いた少年役でした。

コメディ映画「トロピック・サンダー」にもラジオのDJで出演しているそうですよ(^-^)

 

2020年に日本公開される、「ペットセメタリー」リメイク版の紹介記事もどうぞ!

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